地中から現れた「過去の遺物」と、私たちの向き合い方 

 地中から現れた「過去の遺物」と、私たちの向き合い方 

東京支店の営業部長、中林です。 

解体工事において、私たちが最も気を引き締める瞬間の一つ。それは、建物を壊した後の「地面の下」を確認する時です。

先日、ある現場で基礎の解体を進めていたところ、地中から大量のコンクリート杭が見つかりました。写真にある通り、これらは以前の建物が建てられた際に、地盤を支えるために打ち込まれたものです。

実はこの時、現場の外国人職人さんたちから私への報告が、一日二日ほど遅れるという出来事がありました。 

彼らは非常に勤勉で、任された作業はどんどん進めてくれます。しかし一方で、自分の役割ではないと感じたイレギュラーな事態に対しては、あえて触れずにスルーしてしまう傾向があるのも事実です。

日本の現場では当たり前の「何かあったらすぐに共有」という感覚が、必ずしも万国共通ではないことを改めて実感しました。彼らとの仕事では、一から十まで細かく確認し、こちらから能動的に情報を拾いに行く姿勢が欠かせません。 幸い、私たちは常に現場の進捗を細かく把握していますので、大幅な遅れになる前に杭の存在を確認することができました。 

すぐさま施主様にご連絡し、状況を説明。透明性の高い追加見積もりを提示させていただき、速やかに撤去作業へと移りました。 

解体工事において、地中埋設物は「掘ってみるまで分からない」不確定な要素です。 

だからこそ、見つかった時にいかに早く、正直にお客様へお伝えできるかが、信頼の鍵となります。隠したり、後回しにしたりすることは、プロとしてあってはならないことです。 そして、すべての撤去を終えて更地になった後、私たちは最後の大切な確認作業を行います。 

施主様立ち会いのもと、「ここを掘って確認したい」という場所を3〜4箇所ほど指定していただくのです。その指定された場所を実際に2メートルほど掘り下げ、地中に何も残っていないことをお客様ご自身の目で確認していただきました。 

そこまで徹底して初めて、お客様は次の新築や土地活用へ、心から安心してバトンを渡すことができるのだと確信しています。 

地面の下にある過去の遺物をきれいに取り除き、真っさらな未来のための土台を作る。 

サントレーディングは、見えない場所こそ、どこよりも丁寧に仕上げることをお約束します。 

東京支店 営業部長 中林 豊 

メールでのお見積り・問い合わせ

Request Form

ご依頼フォーム