養生は「現場の顔」。プロとして妥協を許さない理由 

 養生は「現場の顔」。プロとして妥協を許さない理由 

東京支店の営業部長、中林です。 今回は、解体工事の着手時に行う「養生(ようじょう)」、つまり建物を囲う足場とシートへのこだわりについてお話しします。 

解体工事は建物を壊す仕事ですが、私たちはそれ以前に、現場を「整える」ことに何よりも力を注いでいます。中でも養生は、現場の外から見た時の「顔」であり、近隣の方々が最初に目にする私たちの仕事そのものです。 

足場の組み立て自体は、どの業者もそれほど変わらないかもしれません。しかし、その足場を覆うシートの貼り方には、その会社の姿勢がはっきりと現れます。シートの隙間はないか、たるんでいないか、ピシッと直線に美しく仕上がっているか。 

先日、代表の北村と共に解体現場の確認へ行った時のことです。 そこでは足場が組み上がり、シートを貼る作業も半分以上進んでいました。しかし、その仕上がりを詳しく確認したところ、シートにわずかな隙間があり、全体的にピンと張られておらず、たるみが見受けられました。 

その場で出た指示は、「一度すべて取り外して、最初からやり直すこと」でした。 

すでに多くの時間をかけて進めてきた作業でしたが、一点の妥協も許しませんでした。解体業だからこそ、外から見える養生は隙間なく、完璧にプロとして仕上げる。それが当たり前であると考えているからです。 

近隣にお住まいの方々にとって、解体工事は期待よりも不安が先行するものです。 もし、だらしない養生がされていたら、「あんな状態で、本当に安全な工事ができるのだろうか」と、最初から不信感を持たれてしまいます。 

ビシッと真っ直ぐに、隙間なく貼られた養生シートを見て、「ここなら安心して任せられる」と視覚的に感じていただくことが、地域の方々への最初のご挨拶です。 

仮設工事は、工事全体の信頼を決めます。 一切の妥協を許さず仕上げられた養生シートの内側で、私たちは今日も、近隣への配慮を欠かさない誠実な仕事を積み重ねていきます。 

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